9.両想い

馴れ初め

溢れる想い(チサキ)

気持ちを伝えられてからというもの、会社で彼を見かけると変に意識してしまうようになった

仕事の話をするにしても動揺して噛みまくる

仕事中の彼は完全に仕事モードなので、LINEでやり取りしてる彼とは別人のようで、

告白されたのも夢だったのかな?と思うぐらい、いたって普通

そもそも彼があたしを好きっていう事がいまだに信じられなかった

そんな素振りがあった?
いやいや、ない!

連絡も頻繁にきてた?
いやいや、それもない!

定期的にご飯のお誘いはあったけど、それは話をしていて楽しかったのはこちらも同じで、

奥さんとの事でため息ばかりで落ち込んでいた彼を励まそうとしていたのはあたしの方で

あたしにとって彼は特別な人であったのは確かで、好きだと自覚してしまうとこの居心地のいい関係が壊れてしまうと思って、気持ちに蓋をしてきたのかな、、

だからこんなにも意識してしまうのかもしれない

今までも色んな人から告白を受けてきて、
その時々で驚いては多少意識はしてきたけれど、
今までとは明らかに違う自分に少しずつ気づいてきた

そうなるとあたしの性格上、止まらない
思い立つともう歯止めがきかない

ある夜、彼とLINEのやり取りしていた時に、突然にそれを彼に伝える

👧🏻『この際言わせてもらいますけど、○○さん(名字)の事ばかり考えてしまうようになって戸惑ってます、、』

👦🏻『え、、それってもう両思いって事でいいじゃないですか!!』

え!そうなの??
でもそっか!!

いい大人達が恥ずかしがりながらのこんなやり取り

あたし達、両思いなんだ、、♡と嬉しくなりつつ、

👦🏻『あ、でも今まで通りにいければな〜と思ってます』

両思いになったのに今まで通りってなんだ?と一瞬思ったけど
想いが通じ合えたところで、
ただの不倫だ、、

あたしは、

👧🏻『そうですね』

と、返信した

あたし、この人が好きなんだなって素直に思えると

それだけで嬉しくなった

この日があたし達のお付き合い記念日なった

✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈••✼

今までで1番の嬉しさ(タカシ)

告白してからというもの、仕事中も寝る時もご飯食べるときもずっと彼女の事を考えてた

彼女の前では精一杯の平静を装う

LINEの反応も良くなかったためか、半ば諦めムードではあったが、ランチの約束はできたので数ヶ月後のランチデートを楽しみに待ってた

3日に1回程度のLINEのやり取りも告白してからも継続中だったが、彼女はどんな気持ちでLINEしてるんだろう?と、ソワソワしている自分がいた

告白してから2週間くらいが経ったある日、彼女も書いている通りだが突然の超遠回りな言い方で、思いを伝えてくれた

いつもストレートな彼女が遠回りすぎて最初は、ん?と思ったが、これはもう今攻めるしかないと思い、ここぞとばかりに強引に両想いやん!と伝えた

勘違いだったらどうしよう・・・

とか思いながら、彼女の返答を待ってた記憶がある

この時は、嬉しさだけで今後特に変わることなく、純粋に今まで通り偽装デートではなく本当のデートができるんだと思った

男なので、女性の体に興味が無いわけではないけど、この先そんな関係になるイメージも全くわかなかった

この日がお付き合いすることになった日であり、プラトニック宣言した日でもあったが・・・(乞うご期待)

またお互いできちゃった婚でもあり、今までの恋愛経験が長くても3ヶ月程度と短かったため、凄く不安でもあったのは内緒です。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました